家族サービスを考える
1. はじめに
1つ謝ることがあります。
今日紹介する本は以前紹介した作家の作品になります。
まだ長期出張中で本棚から本を取り出すことができないのです。
手持ちの本に、紹介に値する本はありませんでした。
そのため、今日は記憶での紹介をします。
レイモンドカーバー
『夏にじます (サマースティールヘッド)』
Carver's dozen―レイモンド・カーヴァー傑作選 (中公文庫)
- 作者: レイモンドカーヴァー,Raymond Carver,村上春樹
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1997/10
- メディア: 文庫
- 購入: 10人 クリック: 585回
- この商品を含むブログ (116件) を見る
2.本の説明
主人公は少年。
小学校の高学年くらいでしょうか。
父親に川での魚取りについて教わったことがあり、その時のことを鮮明にいい思い出として覚えています。
夏にじますという特別でかく、捕まえるのが難しい魚についてお父さんと話をします。
少年時代を思い出してみてください。
あのワクワクした気持ちを。
ある日、少年は友達と2人で川に遊びに行き(それも学校をさぼって)あの夏にじますを捕まえ、家に持ち帰るのですが.....
その結末に考えさせられるものがあります。
「仕事だから」という言葉に支配されているお父さん。
ハッとするいい作品です。
子供心を思い出すのもいいでしょう。
魚を分けるシーンは考えるところがあります。